NHKでドラマ化された漫画「正直不動産」では、不動産業界においての顧客と業者がお互いの持っている情報の違いから発生する不正やトラブルの場面を描くことで、視聴者から大きな反響を得ています。分譲マンションにおいても、管理組合と業者の持っている情報の違いにより、不正な契約やトラブルも発生していることが報告され、対応が急務となっています。
さらに、日本のマンション管理は、居住者の高齢化、建物の老朽化という「2つの老い」や人手不足、物価高騰、修繕積立金不足など多くの課題に直面しています。これらの課題にどう立ち向かうか、皆さんと一緒に考えるセミナーを開催いたします。

開催期日

2025年21日(土)

時  間

13:30~16:30【受付 13:00~】

場  所

関西大学梅田キャンパス
大ホール(定員150名)

(大阪市北区鶴野町 1 番 5 号/ TEL:06-4256-6306)
・阪急梅田駅 茶屋町口より徒歩約 5 分
・JR 大阪駅より徒歩約 10 分

主  催

一般社団法人マンション適正管理サポートセンター

後  援

国土交通省近畿地方整備局、大阪府、
独立行政法人住宅金融支援機構、
公益財団法人マンション管理センター

©大谷アキラ・夏原武・水野光博 / 小学館「ビッグコミック」連載中

主なプログラム

漫画「正直不動産」の原案者、夏原氏の講演の他、国土交通省からの最新のマンション政策情報、
マンション政策に携わる戎弁護士から今後のマンション管理のポイント、
第3の大規模修繕工事方式「プロポーザル+総合評価落札方式」の成功事例などお届けします。

1. 特別講演「(仮題)正直管理がもたらす未来」

『正直不動産』の原案者である夏原武氏による講演。
不動産業界の課題や「正直」を貫く意義について独自の視点でお話しいただきます。

2. 国土交通省による政策解説

近畿地方整備局の加賀田茂史氏から、マンション管理計画認定制度など
マンション管理に関する最新の政策動向や支援策について詳しく解説します。

3. 今後のマンション政策のあり方

マンション政策小委員会のメンバーである弁護士でMTS副会長の戎正晴が、
区分所有法、円滑化法、適正化法の改正がもたらす管理組合運営への影響を解説し、今後の方向性をお伝えします。

4. 「プロポーザル+総合評価落札方式」の成功事例紹介

マンション管理士でMTS理事の川口宜人が、大規模修繕工事における
透明性確保のための手法として注目される「プロポーザル+総合評価落札方式」の
成功事例を紹介し、その効果と実践方法を解説します。

プロポーザル+総合評価落札方式について

「プロポーザル+総合評価落札方式」は、施工業者を選定する際、 価格のみを基準とせず、提案内容や技術力を総合的に評価して 最適な業者を選ぶ方式です。

プロポーザル+総合評価落札方式のメリット

・ 透明性の向上
評価基準が明確なため、選定プロセスが透明で、公平性が保たれる。

・ 質の高い工事の実現
単なる低価格競争を避け、施工技術や提案内容が重視されることで、結果として質の高い工事が期待できる。

・管理組合の主体性向上
管理組合が提案内容を評価し、選定プロセスに積極的に関与することで、自立した運営が可能になる。

講師

夏原武氏

漫画「正直不動産」原案者

ルポライターとして活動するとともに、漫画原案者としてもヒット作品を手がける。 代表作は『クロサギ』『正直不動産』『任侠転生 -異世界のヤクザ姫-』『カモのネギには毒がある-加茂教授の“人間”経済学講義-』など。

加賀田茂史氏

国土交通省近畿地方整備局 建政部住宅整備課 課長

国土交通省本省にて住宅性能表示制度、公営住宅や住宅セイフティーネット制度等に関する業務に携わり、令和5年4月より現職

戎正晴

弁護士・MTS副理事長

マンションの諸問題に取り組み実績多数国交省の「標準管理規約の見直し及び管理契約認定制度のあり方に関するワーキンググループ」 「外部専門家等の活用のあり方に関するワーキンググループ」に委員として参加。

川口 宜人

マンション管理士・MTS 理事

大手ゼネコンに 年勤務し、現場監督や設備設計、コスト算出などを担当。 その後マンション管理会社に17年間在籍、2002年にマンション管理士登録。2014年に独立。現在、管理組合の顧問業務等を受託。MTS 理事。

アクセス

関西大学梅田キャンパス

(大阪市北区鶴野町 1 番 5 号/ TEL:06-4256-6306)
・阪急梅田駅 茶屋町口より徒歩約 5 分
・JR 大阪駅より徒歩約 10 分

お申込み

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ライブ配信

セミナー当日、MTSのYouTubeチャンネルにてライブ配信します。